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音符の高さで歌うこと。

ピアノを始める時に、一番不安なのは。

「楽譜が読めるかどうか?」

ということがあると思います。

 

ト音記号、ヘ音記号。

細かいルールがあったりで、悩むこと。

ありますよね?

 

今日は、わたしの教室で、伝えていることを

シェアしますね。

 

どの音符が「ド」で、そこからどういう風にルールがあるのか。

多分、鍵盤の配置と、音符の配置がイコールになることが

とても難しく感じると思います。

 

でも、これはもう、繰り返し練習することで覚えるしかありません。

勉強で言うと、小学生で習う九九のような感じ。

 

それを覚えられたら、楽譜にある音が、鍵盤のどこの位置にある音なのか。

少しずつ繰り返していくことで、自信をつけていくほかありません。

 

そして、それが出来ると、今度は「音程」という音の高さで歌うこと。

これもまた難しくて、聴いた音が自分の言葉で発音した時に、

正しい高さで歌えているのかどうか、そして、イメージできているか。

 

実は、意外にも音符が読めても、音程が合わないと言うことがあったりします。

でも、慣れていないのですから、あわなくても大丈夫。

これも、声に出していくことで、自分の中から出てくる声と、それを聴くことで

覚えていけるようになります。

 

さらに大切なのが、楽譜を見たときに、音符が上がっているのか、下がっているのか。

これがとても難しいと感じるところかもしれません。

 

実際にレッスンで、音の高さで歌ってみても、言葉は音符の名前で発音できても

高さが下がっていたり、変わってなかったりとすることが意外に多いんです。

 

音階を階段と同じようにイメージしてみてください。

「ド」を階段の始まりだとすると、一段上がると、「レ」

二段上がると「ミ」、一段下がると「シ」っと言った感じで

音の名前が繋がってくると思います。

 

楽譜を見るときも、今弾いた音の次が、上がっているのか、下がっているのか。

これを瞬時に無意識で行なっているから、ピアノが弾けるのです。

 

でもこれ。じっくりかんがえて演奏すると、音楽にはならないのです、

考えてから弾くようでは、間に合わないんです。

実は、私たちが思っているよりも先に、「脳」が予測しているのです。

「脳」は、私たちが思うよりも0.5秒先に、判断しているのです。

なので、自分でコントロールしているつもりでも、もう先に答えは出ているのです。

 

そこで!「脳」でしっかりと勘違いをしないで、理解してもらうことが

とても重要になるのです。何度も同じように間違えるところ。

これは、「脳」の情報を、書き換えない限り、絶対に同じ間違えをします。

 

何時間練習するよりも、「脳」の情報を書き換える方が、早くて効率的です。

 

教室のレッスンでは、その思い込みや、「脳」の情報が間違えていることを

言語化して、書き換えたり、からだの使い方で、弾けるようになったりと

する体験をたくさんしていただきます。

 

そうすることのメリット???

 

なんだと思いますか?

 

 

 

ふふふ。

 

たくさん練習しなくても、ピアノが弾けるようになるんです。

間違えた情報を、たくさんの時間をかけて上書きしていくよりも

正しい情報を、コンパクトに「脳」に伝えていくことが

楽しく弾ける時間が増えてきます。

 

間違えた情報を直すことのほうが、時間がかかるのです。

それなら、始めから正しい音で、音程で弾けるようにする方がいい。

 

そんな風に、わたしの経験から生徒さんにレッスンをしています。

 

あなたは、どんな風に練習されていますか?

 

もちろん、弾けることでのセオリーはありません。

どれも正解なはずです。だって弾ければいいのですから。

 

間違えないように、先生の言うとおりに、ではなく、

自分の音で、自分の音楽を、そして、自分らしい表現を

大切にしたいと思いながら、レッスンしています。

 

ご興味がありましたら、お問い合わせくださいね。

 

 

今日も、ありがとう。