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呼吸に意識を向ける。

とっても恥ずかしい話をアップしますね。

 

実は、ネガティブ思考がとても強いので

苦しい想いや、悪いことを考えるのが大好きでした。笑

 

それも若いうちは、「若さ」で乗り切れたけど

年齢を重ねてくると、我慢の限界・・が出てくるようです。

それがちょうど今のタイミングで、最終毒だし月間が始まりました。

 

8月に、わたしがお世話になっている先生の発表会に向けて

仕上げをしているのですが、正直「弾けない」と言う気持ちが

大きすぎて、身動きが取れなくなったところで、

先生があることに気がついてくださいました。

 

それが「呼吸」

 

わたしは、幼い頃喘息があったので、息を吸うことが

とても苦手でした。

 

そして、演奏できないところや、音が響かないところ、

からだが動かなくなるところが、ボロボロ出てきました。

 

そこで、私の思いグセでもある

間違えないように、誰かに褒められるように演奏する

ここを

ただ、呼吸に意識を向けて、演奏する

これだけで、音が別人になりました。

 

そして、いつもなら間違えたとか、心の中でモヤモヤするところが

 

これがいい!

 

そう思えるようになったのです。

そうすると、間違える音は、楽譜や音が見えなかったり、

呼吸をしていなかったり、からだをねじっていたりと

いろんなやらなくていいことを、やっている自分に気づいたのです。

 

そこを棚卸していくと、不思議と音色に集中できるようになり

ここは、こんなふうに表現したい、ここはこの弱さで、この音で・・

シンプルに考えられるようになりました。

 

そして最終的に、感じたことが

 

ただ、心のままに演奏すればいい

 

この気持ちで演奏していると、とても幸せなんです。

わたしは、目の前にたくさんの幸せが転がっているのに、

拾っちゃいけない、見ちゃいけない。

そう思い込み、勝手に幸せじゃない自分を

選んでいたように感じました。

 

この学びから、生徒さんへのレッスンも

自宅での練習方法も、変化しました。

 

いまは、大好きなボストンルームに

入ってピアノを弾いている時間が

本当に本当に幸せで。

 

そんなハッピーを生徒さんにも、お裾分けできたらいいな〜と

感じながら、レッスンをしています。

 

季節は梅雨を迎えました。

ピアノにとって大敵の湿気。

しっかりと除湿しながら、ボストンと一緒に

未来の生徒さんにお会いできるのを楽しみにしています。

 

 

最後までお読みいただき

ありがとうございます。

 

今日も、素敵な一日でありますように。